本研究会に関する会告情報をご紹介します。
~代表世話人メッセージ~
•21世紀に入り、上部消化管拡大内視鏡が一般の臨床でも容易に応用できるようになりました。しかし、胃は食道や大腸と異なり、拡大内視鏡所見が大変複雑です。統一した用語に基づき討論する場が必要と思い本研究会を開催しました。本会は、VS classification systemに基づくMESDA-Gの診断体系と用語を用い拡大内視鏡の診断を恒常的に行う先生の参加を原則としています。本主旨に賛同頂き、胃の拡大内視鏡に真摯な興味のある先生方に参加して頂きたく存じます。
•今回より,3回にわたり「胃拡大内視鏡所見・読み方シリーズ」を開始します.
第1回は,「Demarcation line」です.私が実際の内視鏡画像を呈示し皆さんに講義をします.
奮ってご参加下さい.
福岡大学筑紫病院 八尾建史
オリンパス医療従事者サイト「メディカルタウン」内
E-learning system for EGC by M-NBI ~胃拡大内視鏡診断・Web学習システム~ は、動画・テストを用いた、胃病変に対するNBI併用拡大内視鏡観察(M-NBI)の質的診断を学習するシステムです
リンク:E-learning system for EGC by M-NBI はこちらからご利用下さい。
2017年8月5日(土)、第18回九州胃拡大内視鏡研究会を開催しました。福岡、大阪、東京、札幌会場を中継し、高画質でテレポインターを用いた質の高いプレゼンテーションとディスカッションができました。それぞれの会場の参加者は、福岡107名、大阪68名、東京29名、札幌10名であり、合計214名の先生方に来場して頂きました。
第19回は、会場を福岡大学筑紫病院に移し、2018年2月17日(土)15:00から開催しました。 また同日は、研究会に先駆け、同会場にて午前より福岡大学筑紫病院ライブデモンストレーションセミナーを行いました。
第20回は、2018年8月4日(土)に予定しています。会場は、福岡市、レソラ天神夢ホールで、夏は、大阪、東京、札幌と繋ぐ予定です。本研究会は10周年を迎え、特別な企画を考えています。奮って参加下さい。
過去の発表抄録とプレゼンテーション資料はこちらを御覧下さい。
代表世話人からのご挨拶です。
九州胃拡大内視鏡研究会は、2009年1月に第1回を開催し、現在年2回のペースで開催しています。
本研究会の主旨は、胃拡大内視鏡診断について日常臨床で疑問に思ったまたは興味のある症例や胃拡大内視鏡に関する研究成果を持ち寄り、検討する場を提供することです。
当時は、胃拡大内視鏡は、普及しつつありましたが、さまざまな用語や所見や診断基準が、さまざまな研究者から報告され、統一した用語や定義を用いて議論するという状況ではありませんでした。そこで、本研究会においては、拡大内視鏡所見の解釈には、解剖学的用語を用いるというルールを設定し、共通の用語に基づいて議論することにしました。
第6回からは、VS classification systemを用い拡大内視鏡診断を恒常的に行う先生方の参加を原則としました。
それぞれの会に一定のテーマを設けていますが、研究会の本来の役割は、自分が疑問に思う症例を持ち寄り、他の臨床医や病理の先生と討論することにあります。 テーマ以外の症例を持って自分の疑問を解決するという場を提供することが目的です。 最初の2回は小さな会場で行っていましたが、初回から参加人数が多く、比較的大きなホールで開催せざるを得ず、ややかしこまった雰囲気の会となってしまいました。そこで、研究会本来の役割である「よろず相談コーナー」というのを設け、内視鏡画像2枚、プレパラート1枚を持参してもらえば、その症例について討論できる場を提供しています。
2016年からは、VS classification systemが、日本と世界のコンセンサスを得た診断体系に採用されました。また、福岡で開催するため、遠方や若い先生方の参加しやすいように、テレカンファレンスシステムを導入し、2015年より夏の会は、関東と関西にリアルタイムに中継し、いずれの会場からもプレゼンテーションができ、双方向にデスカッションできるようにしています。 その他の地域にも双方向中継やストリーミングができるようにする予定です。
正しい診断に基づく正確な治療、これば医療の原則であります。まずそれにこの会が貢献できることを祈っています。また、この会と関連し、胃拡大内視鏡技術の普及や学術的研究も行っています。興味のある方は、是非、自分の症例を携え参加して下さい。もちろん聴講のみでも歓迎です。
参加できなかった先生方のために過去に提示された症例で演者から許諾を得られた例について抄録と画像(プレゼンテーション資料)をこのホームページに掲載しています。参照し、診療の参考になれば幸いです。
この分野のエキスパートである病理の先生方も毎回参加して頂き、顕微鏡画像をその場で観察しコメントを頂いています。どんなことでも結構ですので、意見を交換し、日々の診療に役に立つ会にしたいと考えています。みなさんの参加をお待ちしています。
(メールまたはお電話によるお問い合わせはこちら)2017年1月20日
九州胃拡大内視鏡研究会 代表世話人 八尾建史
本研究会のご報告です。
詳細につきましては下記のテーマをクリックして下さい。
回 | 開催日 | テーマ | 九州大学病院アジア遠隔医療開発センター |
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31 | 2024年 7月20日(土) | 興味ある症例 | |
30 | 2024年 3月9日(土) | 極めつけの綺麗な画像 | |
29 | 2023年 8月5日(土) | 興味ある症例 | |
28 | 2022年 2月11日(土) | 興味ある症例 | 第28回レポート |
27 | 2022年 8月 6日(土) | 興味ある症例 | 第27回レポート |
26 | 2022年 2月 19日(土) | 興味ある症例 | 第26回レポート |
25 | 2021年 7月 3日(土) | 興味ある症例 | 第25回レポート |
24 | 2021年 2月 13日(土) | 興味ある症例 | 第24回レポート |
23 | 2020年 2月15日(土) | 興味ある症例 | |
22 | 2019年 8月 3日(土) | 興味ある症例 | 第22回レポート |
21 | 2019年 2月16日(土) | 興味ある症例 | |
20 | 2018年 8月4日(土) | 胃型の高分化腺癌 | 第20回レポート |
19 | 2018年 2月17日(土) | 興味ある症例 | |
18 | 2017年 8月 5日(土) | 0-Ⅱb、類似Ⅱb、随伴Ⅱb | 第18回レポート |
17 | 2017年 2月 4日(土) | 胃拡大内視鏡よろず相談、困った症例など | |
16 | 2016年 8月 6日(土) | H.pylori未感染胃上皮性腫瘍(癌・腺腫) | 第16回レポート |
15 | 2016年 2月 20 日(土) | H.pylori 除菌後胃癌 | |
14 | 2015年 8月 22 日(土) | 超高分化腺癌 | 第14回レポート |
13 | 2015 年 2月 28日(土) | 0-Ⅰ型の診断 ~ 組織・良悪性を問わず ~ | |
12 | 2014 年 8月 2日(土) | 組織型の診断 - 良悪性問わず - | 第12回レポート |
11 | 2014 年2 月8 日(土) | 隆起性病変の診断 ~良悪性問わず~ |
本会の取りまとめを行っております。
九州胃拡大内視鏡研究会 代表世話人
福岡大学筑紫病院 内視鏡部 教授
九州胃拡大内視鏡研究会 世話人
石川県立中央病院消化器内科 部長
九州胃拡大内視鏡研究会 世話人
大分赤十字病院 消化器内科 副部長
九州胃拡大内視鏡研究会 世話人
高知赤十字病院 消化器内科
九州胃拡大内視鏡研究会 世話人
福岡大学筑紫病院 内視鏡部 助教
松本 喜三子
TEL 092-921-1011 (内線3013) FAX 092-929-2630
〒818-8502
福岡県筑紫野市俗明院1-1-1 福岡大学筑紫病院内視鏡部
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